【豆知識】保険金をを分割で受け取る方法【金額が増えます】

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今加入している死亡保険、遠い将来に万が一があった時に一時金で受け取るのが「怖い」と仰る方がいます。なんでかと言うと、こんな声が挙がる事があります。

  • 高額な金額を一気に受け取るのが漠然と怖い
  • 計画的に使えるかどうか不安

しかし、死亡保険のほとんどは保険金を一括で受け取るタイプです。そこで今回は死亡保険金を年金で受け取る方法について解説していきます。

そもそも、毎月いくら受け取るか設定できる「収入保障保険」と言う商品もあります。詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

この記事は、将来保険金を受け取る方で一括受け取りに不安がある方に向けて書きました。これを読むことで「死亡保険金を分割して受け取る方法」知ることで、将来の選択肢が増えます。

生命保険会社に内勤として10年以上勤める私が、保険会社の立場・営業マンの立場・みなさん(客側)の立場の中間としてフラットに解説していきたいと思います。

今回の記事の結論ですが、保険会社から保険金が支払われる際に「年金受取」を選択することで、一括ではなく、年金形式で受け取る事ができます。

 

年金受取に変更するメリット

メリット

最大のメリットは「受取金額の総額が増える」と言う事です。

例えば、1,000万円の終身保険に入っていたとして、被保険者に万が一があった時には受取人が1,000万を受け取ることになります。そこで、年金受取に変更すると、総額が増えます。イメージとしてはこんな感じです。

【一括受取→10年確定年金タイプに変更】

  • 一括受取だと→1,000万円
  • 年金受取だと→110万円×10年間=1,100万円
  • 総額100万円プラス!

 

年金受取に変更するとなぜ総額が増えるかと言うと、一括で受け取らない分、保険会社にお金を預ける期間が増えるので、会社的には運用する金額が増えるので助かります。保険会社は、長くお金を預けるお客様を優遇する傾向にあります。

また、受取タイプにも色々種類があります。

5年確定年金
10年確定年金
5年保証期間付終身年金
10年保証期間付終身年金

 

  • 確定年金→決められた年数分の年金が支払われます。期間終了と同時に年金の支払いも終了します。
  • 保証期間付終身年金→生きている間はずっと年金が支払われます。ただし5年や10年といった最低限の保証年数があり、万が一保証期間内に死亡したとしても、その年数分の支払いが保証されるタイプの年金です。
  • 同じ条件の契約、1回分の年金額を比較すると「5年確定年金>10年確定年金>5年保証期間付終身年金>10年保証期間付終身年金」の順番となります。期間が短く、回数も決められている「5年確定年金」が単体で見た金額は一番高くなります。終身年金は生きている限りずっと受け取れるというメリットから1回当たりの金額は低くなる傾向です。

被保険者や受取人についてはこちらの記事で解説しています。

 

年金受取に変更するにはどうしたら良いか

考える

年金受取への変更は、死亡保険金の「受取時」に申し出ることで変更できます。これだけのために取り寄せる特別な書類もなく、比較的簡単に変更する事ができます。また、同時に「受取タイプ」も選ぶ必要があります。選択肢は上記に記載したものが主なラインナップになります。どれを選ぶべきかは好みでいいと思いますが、私なら、受取人の年齢が若ければ「保証期間付終身年金」を選びます。そうでなければ確定年金にします。

なお、年金受取は「特約」の一種になります。ルールやその取り扱い、できるかどうかも会社によって異なる場合があります。将来的に年金受取に変更を検討したい場合はまずはコールセンターなどに電話して確認してみてください。

特約についてはこちらの記事で解説しています。

 

まとめ

今回の記事をまとめると、ポイントは4つです。

まとめ

 

  • 保険金の一括受取が不安な場合は「年金」で受け取れる
  • 年金で受け取った方が総額が増える
  • 年金受取の変更手続きは保険金の受取時にできます
  • できるかどうかも含め、まずはコールセンターに確認してみる

 

生命保険は専門用語も多く、とっつきにくい印象がありますが、お客様の利便性を考えて手続きの種類も豊富です。これからも一緒に様々な知識を身に付けていきましょう!

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外資系の生命保険会社に総合職として務める30代会社員です。 「生命保険|読書|タイ旅行(主にひとり旅)|ブログ」が好きなアラサーサラリーマンです。 たまに転勤がありつつ、仕事に忙殺されながらも自由に発信できるブログが好きで生命保険ネタを中心に発信しています。 「中立の立場から役立つ情報」をモットーに書いています。