保険会社への就職は不況に強い理由【ストックビジネスの安定性】

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コロナの影響で雇用が不安定になっていたり、収入が下がるなどありますが、今回は生命保険会社の状況を知りたいという方に向けて記事を書きました。

“本記事の内容”
  • 生命保険はストックビジネスであるため、不況に強い
  • 金融業界でも生命保険ビジネスの安定性は随一
  • ビジネスモデル上、社員の雇用環境も安定している
本記事の信頼性

  • 生命保険会社に内勤として10年以上勤務
  • 営業部門と事務部門を両方経験している
  • 生命保険協会認定ファイナンシャルプランナーの資格保持

業界歴10年以上の私が色々語っていきたいと思います。

この記事を読むことで、コロナのような緊急事態の中で、生命保険会社の雇用環境の実態を理解することができます。就職、転職活動の情報収集に役立てていただければと思います。
2分で読むことができるので、最後まで読んでみてください。

それでは早速解説していきます。

生命保険はストックビジネスであるため、不況に強い


企業の収益は、大きく「フロー」と「ストック」の2種類に分かれます。

  • フロー:「流れ」という意味。その都度の取引で収入をあげているスタイルのビジネスです。商品を販売する小売店などがまさにフロービジネスといえます。
  • ストック:「蓄える」という意味。顧客と契約を結んだり、会員を確保することで継続的な利益を得るスタイルをストックビジネスと呼びます。アマゾンプライムやネットフリックスなどの、サブスクリプション型のようなビジネス形態を指します。
生命保険会社は、上記の「ストック型」に分類され、一度結ばれた契約からの継続収入(保険料)を収益のメインとしているため、不況に強い経済基盤を構築することができます。そのため、社員は安心して働くことができるし、契約者もお金を預けることができます。

つまり、不況時に新規の売り上げが落ち込んだとしても、今までの積み重ねが下支えとなっていることから、企業同士の統廃合はあっても、めったなことでは倒産しません。

金融業界でも生命保険ビジネスの安定性は随一


金融業界に視野を広げてみても、生命保険会社がストック性の高い商品を販売している業種といえます。
金融業界に代表される他の業種を見ていきましょう。

  • 銀行:融資、預金、手数料がストック型にあたります。単発で終わらないストック要素を持つビジネス形態ではありますが、ストック部分の単価が低く、預金者の数や融資先の企業数の母数に減ると一番強い影響を受けるのが銀行です。
  • 証券会社:売買手数料などで利益を得たり、投資信託で徴収している信託報酬などがストック型といえますが、単価が低さと発生頻度が低さがネックといえます。また、昨今は手数料が無料に近いネット証券の勢いから証券会社の手数料収入は年々減少していると聞いています。
  • 損害保険会社:ビジネスホテルは生命保険と同じですが、生命保険が20~30年と長期の契約である一方、損害保険は1年の短期契約がメインなため、他社への切り替えがよく発生します。

業種によって様々な特徴がありますが、ストックビジネスの観点では生命保険会社が一歩抜きんでていると思います。

ビジネスモデル上、社員の雇用環境も安定している


生命保険会社の就職は大変そう、ノルマがきつそうなどといったネガティブなイメージがありますが、総合職のほとんどは本社勤務であり、労働環境はホワイト企業といえます。ひいき目なしで、皆さんが思っている以上に働きやすい環境だと思います。(月によって波はありますが)

そのため、就職や転職の決め手に「企業の安定性」を求める方にとっては最適解の1つになるかもしれません。

業界や会社としては安定している生命保険会社ですが、最後に、個人として待遇や収入がどうなっているかという話をします。
入社後、リーマンショックとコロナウィルスの感染拡大という経済的にインパクトのある2つ出来事がありました。(コロナについては未だ収束していませんが)
世間では離職率の増加や、ボーナスや月収が減ったなどのニュースがありましたが、私の会社は特段変わりなく機能しています。ボーナスの支給額も昨年と比べ、減ることもありませんでした。昇給した分増えたくらいです。また、雇用も安定しており、早期退職の募集などもありませんし、むしろポストオフ(定年近い社員を管理職から一般社員にし、次の世代を管理職に登用する制度)にした社員を管理職に復帰させている部署もあったくらいです。

まとめ:生命保険会社=不況を乗り切る安定性のある経済基盤をもつ業種


今回の記事では、生命保険会社の安定性というテーマで記事を書きました。
最後にもう一度、記事の内容をまとめます。

  • 生命保険は保険料収入が継続的に流入するストックビジネスであり、不況時の安定を支える強い経済基盤が備わっている
  • 同じ金融業界で比較しても、ストック性の強い商品をメインにしている安定性の高い業種
  • 企業の財務基盤が安定していることから、社内の雇用も安定している

【ご参考:生命保険会社への就職/転職におすすめなサイト】
取り扱っている案件が多いので、無難に大手がおすすめです。
取り敢えず登録しておけば、様々な業種の求人を見ることができます。

今回は以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

外資系の生命保険会社に総合職として務める30代会社員です。 「生命保険|読書|タイ旅行(主にひとり旅)|ブログ」が好きなアラサーサラリーマンです。 たまに転勤がありつつ、仕事に忙殺されながらも自由に発信できるブログが好きで生命保険ネタを中心に発信しています。 「中立の立場から役立つ情報」をモットーに書いています。