
こういった疑問に答えていきます。
- 「短期払い」と「終身払い」とは
- 「短期払い」と「終身払い」の特徴
- 私がオススメする「短期払い」と「終身払い」の判断基準
- 生命保険会社に内勤として10年以上勤務
- 営業部門と事務部門を両方経験している
- 生命保険協会認定ファイナンシャルプランナーの資格保持
今回は生命保険の掛け金の支払いについて解説していきます。
生命保険に加入する際によくあるのが、月々ここまで支払えるというあなたの予算に対して、営業マンが持ってくるプランが予算をオーバーしていることがあります。
そんな時、払込期間を変更することで、掛け金を調整することができます。
今回は、掛け金と密接な関係である払込期間についてお話していきます。
「短期払い」と「終身払い」を理解することで、あなたも会社や商品以外の選択肢にも、掛け金を安くする方法を知ることができます。
3分で読むことができるので、ぜひ読んでみてください。
それでは早速解説していきます。
目次
「短期払い」と「終身払い」とは

短期払いとは、生命保険の保険期間よりも、掛け金の支払い期間の方が短い払い方のことです。
短期払いには2種類あり、10年、15年など「年数」で設定する考え方と、60歳、65歳などの「年齢」で設定する考えがあります。
これを専門用語で「年満了」と「歳満了」と言います。
「年or歳」が満ちて終了する、ということですね。
終身払いは掛け金を一生支払うというもので、被保険者が死亡するまで続きます。
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これだけだと、( ´_ゝ`)フーンで終わってしまうので、それぞれの特徴やメリットとデメリットを説明していきます。
「短期払い」と「終身払い」の特徴

短期払いと終身払いの特徴を説明していきます。
短期払いの特徴は、支払い期間を短く設定すればするほど、掛け金は高くなります。
家のローンが、30年ローンに比べて15年ローンの方が返済額が高いのと一緒です。
しかし、掛け金を早く払い終えることができれば、支払いをしていない期間も生命保険の効力は続きつつ、家計は楽になるし安心です。
また、終身保険を短期払いにすると、支払った掛け金は保険会社が運用で増やしてくれます。
増えたお金は生命保険をやめるときに受け取れる解約返戻金に上乗せされるのでお得です。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、あわせてご一読ください。
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一方、終身払いは被保険者が死亡するまで掛け金を支払うタイプです。支払う期間が一生であることから、掛け金は短期払いよりも割安となります。
私がオススメする「短期払い」と「終身払い」の判断基準

「短期払い」と「終身払い」の判断基準は「年齢」です。
年齢が高いほど掛け金は高くなります。
なぜなら死亡や入院のリスクが高く、保険会社がお金を支払う可能性が高いからです。
あなたの予算にもよりますが、年齢が高くなってから生命保険に加入する場合は「終身払い」にすることで掛け金をおさえつつ契約することできます。
終身保険を終身払いで加入した場合の掛け金
45歳|男性|死亡保険金1,000万円の終身保険に加入
- 終身払い:月19,190円
- 短期払い(65歳まで):月35,990円
- 月々16,800円の差!
まとめ:「短期払い」と「終身払い」を理解することで掛け金は全然変わる

今回は「生命保険の掛け金の支払い」ということで「短期払い」と「終身払い」をテーマに解説してみました。
最後に今までの流れをまとめます。
- 短期払い:保険期間よりも短く掛け金を支払ってしまうこと。払い終わっても保障は続くので安心。終身保険であれば解約金が貯まっていくので貯蓄性のメリットもあります。
- 終身払い:掛け金は被保険者が死ぬまで支払う。一生支払う代わりに、短期払いよりも割安で加入することができます。
- どっちにするかの判断基準:加入時の年齢が高い場合は、掛け金も高くなるので終身払いを視野に入れましょう。
このブログでは「生命保険」をテーマに情報発信しています。
是非あなたに、生命保険の押さえておくべき考え方や、基本的な知識を身につけてもらい、自分にフィットした生命保険を選べるようになって欲しいと思います。
是非、他の記事も覗いてみてください。
- 生命保険きほん講座を見てみる(一から知りたい方はこちら)
- 生命保険コラムを見てみる(生命保険への加入や商品などの記事はこちら)
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今回は以上です。