【書評】ゆるい生き方|中身はしっかりしていた

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書店で次読む本を探しているとき、ふと平積みコーナーを見てパッと目に入ったのが「ゆるい生き方」でした。「あっ、これ求めている人生かも」なんて直感して読んだのが経緯です。

日々の日常を何となく過ごしていると、いつの間にか午前が、1日が、平日が、土日が、1週間が終わり気づけば1年が終わっています。そんな事をふと考えてしまう瞬間があり「このまま何となく過ごしてしまって良いものか…」と焦るときがあります。皆さんはいかがでしょうか?今のままの人生でいいのか?このまま忙しなく過ごしていて良いのか?

そんな中、ストレスフリーな生活送る習慣が教えてもらえるならと手に取りました!個人的には表紙のゆるさ加減も気に入りました。しかも表紙に書かれていた習慣が割と実践可能だったので、これならいけるかも!よし、読んでみよう!と思ったのかもしれません。(購買心理を掻き立てるのが上手いですね(笑))まぁ、まだ読む前の皆さんのご参考になれば嬉しい限りなので、今回も書評としてご紹介していきます!

私と同じように、今の人生や生き方に迷いを感じている方には習慣をベースに生き方の軸を教えてくれるこの本は今後の生き方を考える上で参考になります。

裏表紙 紹介
「いつも気忙しくてイライラしている」「ビジネス書を読んでもしっくりこない」「効率化するほどストレスを感じる」本書はそんな悩みを抱えたあなたにこそ、読んでほしい1冊です。ストレス、追われている感、揉め事、疲れる…。そんなカリカリライフとさようなら!

あらすじ

著者である本田直之さんは現在経営者としてご活躍していて、1年のうち5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本国内の地域、残りの2ヶ月を諸外国という私からすると魅力的な生活を送っています。本田さんは年間で一番滞在期間の長いハワイから「ゆるい生き方」のヒントを得て今作を書き記したそうです。確かにハワイって時間がゆっくり流れているイメージですよね(行ったことのないにわかですが(笑))。ウクレレの奏でる音楽、波の音、自然など…。

気分を高めるために今まさにハワイアンミュージックを聴きながら書評を書いていますので、気分はハワイです。このハワイでの生活から、我々のような会社員でも取り入れらるようにしたのが「ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣」です。これらの習慣を思考編、環境編、行動編の3つの章に分けて紹介しているの本作の内容となります。

本章に入る前に解説されていたのが「ゆるいとサボる」の違いでした。これ、読み始めた時は勘違いしていました。実は適度に息抜きしながら過ごしていくためにどう過ごしていくべきか、的な内容だと思っていました。ラクしたがりの悪いクセが出ちゃっていますね(笑)。ゆるい生き方とダラダラサボることの違いですがこのように書かれています。ダラダラサボることは「その場に停滞すること」です。一方、ゆるい生き方とは「ゆっくりと構えながらも目的地に向かって確実に前進すること」です、と的確に定義されていました。これが60の習慣の全ての基礎的な考えでした。

60の習慣において大切なもう1つの考えが「ワークスタイルとライフスタイル」です。ゆるくとは言いつつ、仕事とプライベートを大きく切り分け、仕事については徹底してスピード化や効率化を考え、最短距離でゴールを目指す。一方、プライベートは効率は度外視で楽しいか楽しくないかでノーストレスかどうかという視点で判断していく。メリハリをつけた生き方が基盤となるようです。ここで印象的だったのは「大切なのは時間のバランスではなく、思考そのもののバランスである」と本田さんは言っています。納得でした!

次に、本書の思考編、環境編、行動編で記載されていたそれぞれの習慣についてご紹介していきます。

ゆるい生き方実現に向けた取り入れるべき習慣|思考編、環境編、行動編

まず、あらすじでも触れてきましたが、この生き方にはきちんとした基礎があり「ゆるい生き方をするためにはゆるくない決断が必要」だということです。人生を楽しくストレスフリーで送るために何となく過ごしてきた生活を見直し、取捨選択をするような…そんな感覚で読み進めることができました。

ここからは、思考、環境、行動編で紹介されている習慣の中で印象に特に印象に残ったものをご紹介していきます。

思考編|ドロップオフのリストをつくる

「ゆるい生き方を選ぶには、それなりの覚悟が必要なのです」と書かれて、「面と向かって諭された」ような気持ちになりました!ハワイで昼間から仕事もせずにサーフィンをやっている人も多くの欲望をドロップオフすることで自由を得ているのだと、本田さんは言っています。ドロップオフリストとは「切り捨てリスト」や「いらないものリスト」という意味合いです。

自分と向き合い、本当に必要なものは何か?自分にとっていらないものは何かを整理していおくことです。
例えばこんなものが挙げられます。

  • 高級ブランド品
  • スーツ
  • 自動車
  • マイホーム など…

他では代用できないのか?これを繰り返していき、感情に振り回されないように、欲望の広がりをストップしていくという習慣です。

 

環境編|睡眠時間より寝つきを大切にする

まず始めに思ったのが「質」じゃないんだ!ということでした。では解説していきますね。本田さんは「寝つきが良いのは人生において重要なスキル」だと言っています。ここでの話は私にとって逆転の発想でした。

  • 寝つきが良ければ目覚めも良い
  • 形成すべきは「早起き早寝」の習慣
  • 入眠儀式をつくる(寝るまでのルーティン)

睡眠はたくさん寝すぎてしまっても逆に身体がダルくなってしますこともあるので、質だということは理解していましたが「寝つき」に着眼するのは意外で面白かったです。1日のサイクルも早起きから習慣形成してしまえば、夜は自然と眠くなりますし、良い寝つきを身につけるには最適な順番ですよね。ちなみに、本田さんは横になった時に身体の右側を下にするだけで30秒ほどで寝てしまうそうです。ゆるい生き方に関係なく、良いスキルですよね!

行動編|冠婚葬祭には行かない

これには少しびっくりしました。「ゆるい生き方を選ぶには、それなりの覚悟が必要」と書かれていましたが、これを取り入れるには強い意志が必要だと感じました。でもこの行動にも理由がありました。まとめるとこんな感じです。

  • ゆるい生き方にスーツや礼服は不要
  • 双方にとって気を遣う冠婚葬祭の慣習を取り除く
  • 儀礼的な招待を無くす

こうは書きましたが「気持ち」を捨てるわけではありません。冠婚葬祭の場に行かない代わりに、お祝いであれば別日に食事会を企画して招待したり、葬儀に参列しない代わりに後日仏前に花を手向けにいくなど、慣例にとらわれず、相手を大事に思うこともできるのだと、そう感じました。

各章の習慣を1つずつ紹介してきました。
中には難易度の高いものもありましたが、私自身は共感できるライフスタイルなので、1個ずつ取り入れていこうと考えています。

すでに取り入れていた習慣

読んでいると「あれ、これもうやってるな」という習慣もいくつかありました。ストレスフリーな生活を目指しているのであれば「前に進んでいる」という思いで読めるので自分の生活と照らし合わせて読むのもオススメです。

実は実践していた習慣

  • ムダを削ってシンプルに生きる
  • 寒い季節も重ね着をしない
  • エスカレーターで歩かない
  • 人が多い場所には行かない
  • モノを減らして身軽になる
  • 年賀状を書かない

こんな私では6つありました!ゆるい生き方の1割は実践できているということですよね(笑)。
皆さんも意外と当てはまることもあるのではないでしょうか?

まとめ

読んだ感想も含めまとめていきます。

  • ゆるい生き方には60の具体的な習慣が記載されている
  • それらの考え方や行動がゆるいわけではなく、内容によっては周囲からの理解を得られないものもある
  • その先に得られるものが「ゆるい生き方」
  • さじ加減は自分で決めることができる
  • 何事もバランス

最初は経営者だからできるんでしょ、という思いも片隅に置きながら読んでいたが、そうでもなかったというのが所感でした!自分から周囲にゆるい空気を発信していけたらいいですよね!

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外資系の生命保険会社に総合職として務める30代会社員です。 「生命保険|読書|タイ旅行(主にひとり旅)|ブログ」が好きなアラサーサラリーマンです。 たまに転勤がありつつ、仕事に忙殺されながらも自由に発信できるブログが好きで生命保険ネタを中心に発信しています。 「中立の立場から役立つ情報」をモットーに書いています。