生命保険は必要か?|本社のベテラン総合職の私がフラットに解説します

就職、結婚、出産、介護などのライフステージにおいて一般的に加入するとされている「生命保険」。

この生命保険って本当に加入する必要があるのか、について語っていきます。

この記事を読むことで、生命保険が必要なのかを理解することができます。
生命保険会社に内勤職として10年以上勤めている私がフラットに語っていきます。
販売することが仕事である営業の方より忖度なく語れると思います。
生命保険って本当に必要なのか?
生命保険会社の本社に10年以上勤める私が、本音で語ります

生命保険が必要か不要かはご自身の財力がカギ

結論から言いますと、年代に関わらず、大多数の方にとって生命保険は必要なものです。
生命保険は社会保険などで賄いきれないリスクに対する対策を講じるための手段です。

そのため、よく生命保険は「社会のセーフティーネット」なんて呼ばれることがあります。

なぜ社会のセーフティーネットと呼ばれているかというと、
上記の通り、人生には国の準備している社会保険だけではカバーしきれないリスクがあります。

それらに対し各生命保険会社が提供している生命保険を加入することで「不足分を補う」という構図です。

生命保険は税制面で、国からかなり優遇されています。
例えば生命保険の非課税枠。せっかく長年加入してきた生命保険の保険金を受け取った際、
税金でたくさんのお金を課税されてしまっては意味がありません。
そのため、生命保険には非課税枠が設けられています。
また生命保険料控除という制度もあります。
これは所得控除の1つで、払い込んだ生命保険料に応じて、一定額がその年の所得から差し引かれる制度です。

税率を掛ける前の所得が低くなることにより所得税、住民税の負担が軽減されます。

生命保険は、国からの優遇処置ともいえる恩恵があり、必要性の根拠の1つとも言えます。
では、なぜ生命保険が必要なのかを具体的に説明してきたいと思います。
ここでは人生のライフステージに合わせてお話していきます。
ライフステージとは、人生の節目を指しており、今回は「就職」「結婚」「出産」「退職」の4つに絞り解説していきます。

ライフステージ①「就職」
親元を離れ、自立の第一歩のタイミングかと思います。
何かあった時に備えられる保険が良いかもしれません。
例えば医療保険。就職してすぐに病気や怪我で入院してしまった時に新社会人だと貯金が無い、なんていうことが多くあります。

ライフステージ②「結婚」
私の経験上、生命保険について考える一番のタイミングかもしれません。
自分がもし死んでしまった際に(直接的な表現ですみません)、
配偶者が経済的に安心して暮らしていけるよう備えらる保険が良いかもしれません。
今は共働きの時代、男女関係なく、ご夫婦のスタイルに合わせて検討する必要があります。
ライフステージ③「出産」
お子さんを想い、将来を考え加入を検討する保険です。代表的なのは学資保険です。
個人的には死亡保険をオススメします。また別の機会にでも解説させてください。
ライフステージ④「退職」
金融庁から出された報告書で騒がれている「2,000万問題」とリンクしますが、
退職後に必要な生活資金を準備するための保険です。
例えば「年金保険」です。退職後、どのような生活を送りたいかによって準備資金が異なります。
とはいえ、貯金がたくさんあれば、生命保険に加入する必要なんてないのでは?
と思われる方も数多くいらっしゃるかと思います。

例えば現金で10億あったとしたら、たいていの経済的リスクには対応できると思いますし、10億あったら投資などで資金を増やすことも出来ます。

ここで大切なのは、生命保険が必要かどうかは、

ご自身の財力と、今後の人生(ライフステージ)に照らし合わせて検討して決めるということです。

 

実は私も、入社4年目までは生命保険を加入せずに、同じことを考えていた時期がありました。
本当に自分にとって生命保険は必要なのかをずっと考えてきました。
自分にとって、一家にとって必要なのかを考えることが大切だと思います。

生命保険で準備できることってどんなこと?

生命保険では、万が一亡くなってしまった際と、長生きに対するリスクに備えることが出来ます。
それらを「死亡保険」と「生存保険」と呼びます。この2種類の保険に対する役割を解説していきます。
死亡保険とは?
生命保険を掛けている対象者(この方を被保険者といいます)がお亡くなりになった際に残されたご家族(この方を死亡保険金受取人といいます)に保険金が支払われる、という保険です。
生存保険とは?
被保険者が病気や怪我で入院した際に支払われる「医療保険」や、将来の退職後に受け取ることができる「年金保険」などがあります。

まとめると、生命保険で準備できるリスク対策は2つ

・死亡・・・ご家族の生活を支える資金。
・長生き
-病気や怪我・・・入院、通院、手術、入院中の雑費。
-介護・・・介護施設、介護ヘルパー費用など。
-老後の生活・・・現在の生活費。趣味や旅行などによって変動。

これが分かれば生命保険のセミプロ|生命保険の3つのタイプ

生命保険は3つのタイプに分類され、その「組み合わせ」で各生命保険会社の商品として、提供されています。
(例えばみ〇いのカタチなど)
具体的には以下の3つです。この3つが理解できれば、基本が理解でき、生命保険のセミプロになれます。
生命保険は家の次に高い買い物と言われています。
月々の掛け金では見えにくいですが、累計1000万以上する商品も少なくなく、間違いなく高額商品の1つといえます。
セミプロになれば、営業マンから何を勧められても「言われるがまま」加入することもなくなります。
そして、自分の生活環境に合わせてどんな生命保険が必要なのか、をイメージすることも可能でしょう。

しっかり基本をマスターしていきましょう。

生命保険の基本タイプ①「定期保険」
「期間が定まっている保険」と覚えてください。いわゆる「掛け捨て」の生命保険です。
メリットは掛け捨てであるため、保険料(かけ金のことです)が3つの中で一番割安です。
デメリットは掛け捨てであるため、保険期間が終わったとき、保障が無くなってしまうこと。(※)
そして期間中に解約しようとしても一般的に解約返戻金がほとんど無いことです。
※定期保険には「自動更新」という制度があり、保障期間を延長できる制度があります

生命保険の基本タイプ②「終身保険」
「身が終わるまで保障する保険」と覚えてください。一生涯の保障が約束されている生命保険です。
メリットは、一生涯の保障による安心感。それから支払う保険料を保険会社が運用し、解約返戻金として積み立てられていきます。
そのため、終身保険は貯蓄としての側面をもった生命保険ともいえます。
デメリットは掛け捨てでは無いため、定期保険よりも保険料が割高であるということです。

生命保険の基本タイプ③「養老保険」
「老いを養う保険」と覚えてください。この保険は定期保険と同様、期間が定まっている保険です。
定期保険との違いは掛け捨てではなく、保険期間が終了した際に生きていた場合、保障額(生命保険金額)と同額受け取れるという生命保険です。
(例:養老保険1,000万加入した場合、期間中に死亡⇒1000万受け取り、期間終了時に生きていた場合⇒1000万受け取り)
メリットは、お亡くなりになった場合も、生きていた場合も、両方ともお金が受け取れるという損をする側面が無いということです。
一方デメリットは、3つの中で一番保険料が高いということ、それから自動更新ができない場合が(ほとんど)ということです。

まとめると、
・生命保険には3つのタイプがあり、「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3つを理解することで基本を理解する
・基本を理解するで、営業マンの言いなりで加入することが軽減される

人生における高額商品である、生命保険を自分の判断で購入できるようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれO型 独身 茨城県出身。 現在は東京に住み、とある外資系企業で内勤として勤務。 今まで会社の転勤で 札幌市(1年半)、名古屋(5年)、東京(~現在)と色々住んできました。住んだ場所であればどの辺が住みやすいか軽くアドバイスもできます(独身男性の視点ではありますが 笑) 日々の生活にちょっと便利なものがないか、常に探しながら生きています。なんで、LOFT(ロフト)や東急ハンズに行くのが大好きです 笑 実際自分が使っていて便利なものや、趣味の中で発信したいと思っています。